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ギターをみる視点

 これはギター製作の授業受けて製作始めだして1本目の楽器が完成した時ぐらいに専門学校の同期の人たちと、楽器屋に並んでる大量生産されてる楽器はもう買えないなって話をよくしていたように思います。

製作の授業は楽器を作るわけで、教えられた通りのことをどれだけできてるかで点数つけられて成績がつくわけです。

点数ってのがまた学校って感じだな笑

決められたサイズをきっちり出せているかとかいろいろっるんだけど、一番ピリピリしていたのが木工の仕上げ行程。これってすごく奥が深くて、エレキギターのボディにはすごくいろんな曲線があって、他にもいろいろあるけど、この曲線を意識しはじめると楽器の見方が本当に変わるんです。

そこの加工が難しいってのもあるんだけど、市販の楽器のほとんどがきれいな曲線がでていないことを発見してしまうんです。楽器製作習うまでは10万もする楽器なんだから完璧なものなんだろうとおもってたからそりゃあ驚きでした。普段楽器を弾いてるだけではほとんど意識しないようなところなんだけどね…あと塗装後の磨き上げたときにできるすごく細かな傷とか。

自分の中の常識が崩れた瞬間でもあってギターに対する見方というか視点が変わった瞬間でもありました。

未熟ながらもギター作る人の目線で楽器を見れるようになったってとこでしょうか。

まあそれからというもの楽器屋にいっては高い楽器の加工の粗捜しをしてたな。本当に嫌な奴だ、、

でもこういうことも勉強の一環になってたとおもいます。

この視点で見れてたってことは今思うとしっかり製作やってたんだなって思います。


でもこの『作る人目線』ってのはほんとうに扱いが難しくて、この目線で世に出回ってる楽器を見続けると何もかもがダメなものにしかみえないんですよ。気になりだしたらそりゃあ止まる訳ないし、そんな完璧な楽器がたくさんある訳ないし。

専門学校の同期の人たちも同じ葛藤してたんだろうなあ。

これは製品や作品を製作する時に必要な目線だから、その見方に偏ってしまうのは本当にだめなことだと思います。

楽器をリペアするにしても製作するにしても、技術者目線とプレイヤー目線の両方を維持するってのが一番大事だと僕は思ってます。

















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