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これで君も楽器フリークスだ!

 音楽してる人、ギタリストベーシストの人と話しをすることが自分はすごく多くて、

自分はリペアしてるので楽器の雑談なんかをよくそういうプレイヤーの人たちとしたりします。

あのギターが欲しいとかライトな話から、もっと込み入った話まで様々で、僕も楽器が好きなんでついつい話が長くなったりで…。

こういう音楽話してる中で面白いなって思うのが音の表現のとこで、人によって言い方が違うなって思うんです。

たとえば、このエレキギターはすごくLOW(低音)が良くでていいとか、またちがう人はこのギューンっって音が好きとか。

『中低音』とか『音の抜け』とかまだまだいっぱいあるけどそんないろんな音を表現する単語を並べまくって楽器話は繰り広げられていくわけです。

この音ってのを言葉に表すっていうのはなんとも曖昧で、人によってはまったくちがうことを言っていたりするんですが、なぜか通じているという不思議な会話。この中低音の抜けって言葉をすごくよく聞いたとおもう。

僕もバンドをしてたし、それなりに楽器について勉強してたからなんとなくはわかるんだけど、

その音のは確かにあるけども、結構みんなばらばらな答えでした。

この曖昧さがすごく僕は好き。

音を言葉にするのは難しいですね。僕もよく中低音って言葉使います。

なんかあの言葉使うとすごく楽器の話してるなっておもうんですよ。(笑


改造の依頼で、有名アーティストのあのギターみたいな音にしてほしいといわれるとすごくわかりやすいんですが、もっと中低音の抜けが良くなりませんか?みたいな注文が一番困ってしまう(笑

曖昧な言葉から本意を聞き取ってなにをしたらいいのか考える。案外そういう人に限って壊れてただけってこともあるんだけどね(笑

ぼくが今までで一番すごいなとおもった音の説明したお客さんがいて、

池に大きい石を落とした時の『ドゥポンッ!』って音みたいな感じ。

言われた時は何言ってるのかさっぱりだったんだけど、その人のベースからは間違いなく『ドゥポンッ!』に近い音が鳴っていた。あのベースは本当にすごかったなあ。

確かにその表現しか無い…。そんな音でした。


専門用語ばっかり使いやがって的ななにかでなんでか自分的には木の鳴りとかミッドローって単語を使いまくる人はなんか胡散臭さを感じてしまいます。


あと最後に、逆に木の鳴りとかミッドローって単語を使いまくるとなんか楽器知ってますオーラがだせます。これは間違いない!これで君も楽器フリークスだ!












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